引越し費用を確実に安くする方法!
公開日:2024年04月20日
最終更新日:2024年05月07日
最終更新日:2024年05月07日
引越しする場合は、引越し業者に任せるのが一番安心ですし、何よりも楽です。
ただ、料金が高くないか気になりますよね。
ということで、ここでは最安値で引越し業者を利用する方法をご紹介したいと思います。
(この記事を書いた人: 引越し管理人 我流)
目次
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- まずは引越し費用の相場を知ろう!
- 不要な家具などを処分して引越し費用を安くする
- 中古ダンボールを手に入れる
- 業者を使わずに自分で運ぶ
- 宅急便やゆうパックで送る
- クロネコの単身引越しを利用する
- 小物の荷造り(ダンボール詰め)を自分でする
- 小物の荷解きを自分でする
- 土日や祝日を避けて平日を選ぶ
- 午前より午後を選ぶ
- フリー便を選択するのも安くする方法です
- 下旬を避け、初旬か中旬に引越しする
- 大安を避けて仏滅を選ぶ
- 春の引越しシーズンを避ける
- 引越し業者に直接見積もり依頼をしない様にする
- 最低二社を比較する
- 時間の許す限りなるべく多くの引越し業者に見積もり依頼する
- 一括見積もりサービスを利用する!
- 一括見積もりサービスの特徴と注意点
- 引越し業者に最安値を出させる為の見積もりテクニック!
まずは引越し費用の相場を知ろう!
まずは引越し費用の相場をお伝えしておきます。ここでは具体的な金額ではなく、トラックの大きさ、平日と休日、午前と午後などの条件の違いによって料金がかなり変わるということを知ってもらえればと思います。
相場表では伝えきれない皆さんそれぞれの細かな条件がありますから、金額を厳密に見てもらう必要はないです。
家族数の目安 | 大きな家具のない単身者 | 荷物の多い単身者~荷物の少ない2名 | 荷物の多い2名~荷物の少ない3名 | 荷物の多い3名 ~4名 |
使用トラック (作業員数) |
軽トラック (1名) |
2トントラック (2名) |
3トントラック (2~3名) |
4トントラック (3~4名) |
小物の荷造り |
¥5,000 ~ ¥10,000 |
¥10,000 ~ ¥20,000 |
¥15,000 ~ ¥30,000 |
¥20,000 ~ ¥40,000 |
午前便 |
平日仏滅 ¥11,000± 休日大安 ¥22,000± |
平日仏滅 ¥22,000± 休日大安 ¥44,000± |
平日仏滅 ¥33,000± 休日大安 ¥66,000± |
平日仏滅 ¥44,000± 休日大安 ¥88,000± |
午後便 |
平日仏滅 ¥9,000± 休日大安 ¥19,000± |
平日仏滅 ¥18,000± 休日大安 ¥38,000± |
平日仏滅 ¥27,000± 休日大安 ¥57,000± |
平日仏滅 ¥36,000± 休日大安 ¥76,000± |
小物の荷解き |
¥5,000 ~ ¥10,000 |
¥10,000 ~ ¥20,000 |
¥15,000 ~ ¥30,000 |
¥20,000 ~ ¥40,000 |
フリー便 | ¥9,000 ~ ¥15,000 |
¥18,000 ~ ¥30,000 |
¥27,000 ~ ¥45,000 |
¥36,000 ~ ¥60,000 |
上記の料金以外に、エアコンや洗濯機、ウォシュレット等の電気工事代なども必要に応じて別途掛かります。
遠方などへの半日で終わらない引越しの相場は、引越しの相場が簡単に分かるサービスで調べてください。
ここからは、引越し費用を安く抑える方法を順番に解説していきますね。
不要な家具などを処分して引越し費用を安くする
相場表のとおり、引越し業者の料金は使用するトラックの大きさで決まります。
ですから、不要な家具などを処分することで使用するトラックが一つ小さくなるのであれば、それだけで引越し料金が数千円から数万円安くなります。
逆に言えば、せっかく処分してもトラックの大きさが変わらなければ、引越し料金も変わりません。
ですから、処分するかどうかを迷っている場合は、先に引越し業者に見積もりに来てもらうことをお勧めします。
家具などを処分することで、トラックの大きさが変わる可能性があるかどうかや、幾ら安くなるかを見積もってもらいましょう。(一括見積もりサービス【無料】というものを使った方法を後ほどご紹介します)
家具の処分は市区町村の粗大ごみを利用しよう
ただ、引越し業者は不用品の引き取りをしてくれないところが多く、してくれても引き取り代が高いところが多いです。
不用品回収業者もかなり高額ですし、怪しい業者も多いのでお勧めできません。
どちらも大きな家具だと1点あたり最低で数千円は取られます。
ですから、家具を処分する際は市区町村の粗大ごみをおすすめします。
グーグルなどで「市区町村名 粗大ごみ」と検索すると連絡窓口が分かります。連絡すると、粗大ごみを出す日と場所、料金などを教えてくれます。
我流の住んでる地域であれば、小さいもので1点400円、大きな家具は1点800円で、コンビニなどでシールを購入して、それを家具に貼り付けるルールです。
ただし、指定の場所(家庭ごみを出している場所)まで自分で運ぶ必要がありますから、大きくて自分で運べない場合は、その作業を引越し業者にお願いしましょう。
不要な家具を指定場所まで運ぶ程度の作業であれば、交渉すればサービスでやってくれる引越し業者は必ず見つかります。
ただし、引越し作業日にサービスで運んでくれるので、指定日以外に出すことになりますから、そこは自己責任で。
ジモティもおすすめ
また、時間に余裕のある方は、ジモティに出品するのも方法です。
ジモティで「無料で譲ります」という風に出品すれば、古い家具や傷んだ家具などでも、引き取り手が見つかることが多いです。
以下は実際に我流が出品した例で、出品直後に引き取り手が見つかりました。
ジモティの場合、私の経験上ですが大きい家具をどう運ぶかは引き取る側が考えてくれることが多いですが、やり取りの中で確認するようにしてくださいね。
ジモティで引き取ってくれる相手が見つかれば、粗大ごみ代すらかからないのがメリットですよ。
中古ダンボールを手に入れる
引越しをする場合、小物はダンボールに入れて荷造りする必要があります。引越し業者と契約すると、その為のダンボールをサービスでくれる業者がほとんどですが、枚数に制限がある業者も多いです。
そんな場合、新品のダンボールを購入すると、1枚300~600円ほどするので、かなりの出費になります。
ただ、引越しを終わった方から回収した中古ダンボールを無料でくれる引越し業者もあるので、必要な場合は聞いてみてください。
実を言うと、スーパーやドラッグストア、家電量販店などでも中古ダンボールをもらえます。
「引越しで使うので、要らないダンボールをもらえますか?」と言えば、程よい大きさの中古ダンボールを沢山分けてくれるので参考にしてください。
業者を使わずに自分で運ぶ
自分で荷物を運べば、業者に支払う料金が節約できます。荷物が少ない方や、車を所有している方におすすめの方法です。
ただ、荷物が多い場合は大変ですし、大きな家具がある場合は簡単ではありません。
また、車が無い場合はレンタカーを借りる費用がかかりますし、親戚や友人に手伝ってもらう場合は、お礼が必要だったり気を遣うかもしれませんね。
さらに作業中に荷物が壊れた場合、業者であれば弁償してもらえますが、友人に手伝ってもらった場合はそれも気が引けますよね・・・
そもそも、自分で運ぶかどうかを迷ってる人は荷物が少ないケースがほとんどだと思います。
荷物が少ないなら、上手に見積もり依頼をすれば必ず安い引越し業者が見つかります。
ということで、自分で荷物を運ぶかどうかを考え中の方におすすめしたいのは、
料金が幾ら以下なら引越し業者に依頼するかを決めて見積もり依頼をする
方法です。
実を言うと、引越し業者は料金交渉されると必ず値引きします。(契約を取る為ならどこまでも値引きする引越し業者の裏事情を参考にしてください)
ですから、
「幾ら以下なら契約するよ」
というくらいの強気な姿勢で見積もりに望むのが理想なんです。
契約してもらえる金額をユーザー側から提示されると、営業マンはそこまでの値引きが可能かどうかを上司に確認します。
そして高確率で値引きしてくれます。
ですから、自分で運ぶ場合の労力やレンタカー代などを考慮して、料金が幾ら以下なら依頼するかを決めて、引越し業者に見積もり依頼をしてみてください。
見積もりは無料ですから、決めた金額よりも安い引越し業者が見つからなければ、自分で運べば良いだけです。
また、なるべく多くの引越し業者に見積もり依頼をすることで、安い業者が見つかる可能性が更に高くなります。
後ほど時間の許す限りなるべく多くの引越し業者に見積もり依頼するで解説しますので、このまま読み進めてくださいね。
宅急便やゆうパックで送る
単身の方などで以下の二つの条件に両方とも該当する場合は、クロネコヤマトの宅急便か郵便局のゆうパックを利用すると安く引越しできます。(それ以外の方は、この項目は読み飛ばしてください)- 大きな家具が無く、全ての荷物をダンボールで荷造り出来る
- ダンボールの数が20個以下
ゆうパックや宅急便は運送業者のサービスですから、長距離拠点間の輸送を大型トラックで集積して行うので、一年を通して比較的安いことがおすすめする理由です。
例えば、120サイズ(縦横高さの合計)のダンボール10個を東京から大阪まで送る場合、宅急便・ゆうパックともに19,000円程度になります。(ダンボールの大きさや数、各種割引などがあるので、皆さんの条件で計算してみてください)
次にご紹介するクロネコの単身引越しが、東京~大阪間で38,500円(日程などによって料金は変化します)なので、ダンボール20個以下なら宅急便やゆうパックを使う方が安いことになります。
ゆうパックや宅急便の値段以下の引越し業者を見つけよう!
お話したとおり、ゆうパックや宅急便は長距離拠点間の輸送を大型トラックで集積して行うので、それなりに安いのは間違いないです。
ただ、運送業者の宿命で荷物が少ない日であっても大型トラックを定期運行しなければならないので、無駄も非常に多いんです。
つまり、
宅急便やゆうパックから最安値は出ません
ということで私がお勧めしたいのは、
ゆうパックや宅急便の料金を使って、それより安い引越し業者を探す方法
です。
業者を使わずに自分で運ぶでも言いましたが、引越し業者は皆さんから「幾ら(ゆうパックや宅急便の金額)以下にしてくれたら契約するよ」と言われると、その値段よりも安くしてくれる業者が高い確率で見つかります。
また、引越し業者同士を競争させると更に相場が下がります。
後ほど詳しく解説しますので、このまま読み進めてください。
クロネコの単身引越しを利用する
単身者や荷物が少ない方は、クロネコの単身引越し(正式名称はわたしの引越)が選択肢のひとつになります。(荷物の多い方やご家族の方は、ここは読み飛ばしてください)横幅100センチ、奥行100センチ、高さ170センチのキャスター付き専用カーゴ(最大2個分)に入る範囲の荷物量で、単身用の冷蔵庫よりも大きな家具が無い方が対象です。
ただ、ベッドや大型の冷蔵庫などの大きな家具は、家財宅急便を併用して引越しすることも可能です。
クロネコの単身引越しは宅急便などと同様に、長距離拠点間の輸送は大型トラックで集積して行うので、一年を通して安いです。
クロネコの単身引越し・料金シミュレーションで料金を調べられます。
私は実際にクロネコの単身引越しを使ったことがありますが、その際に感じたこのサービスの特徴やメリットは以下の通りです。
ネット上で確定の料金が分かり、予約まで出来る
ネット上で荷物の内容や日時、住所などを入力するだけで確定の料金が分かり、そのまま予約まで完結できるので、営業マンと話す必要が無くかなり手軽です。日時指定ができる
宅急便と同じ感じで、集荷や配達の日時を細かく指定することが出来ます。宅急便では送れない家具も運んでくれる
単身用の冷蔵庫や洗濯機、32インチ以下のテレビなども送ることが出来ます。普通の引越しと変わらない作業内容
宅急便は全ての荷物を自分で箱詰めしないとダメですが、単身引越しでは冷蔵庫や洗濯機はもちろん、素人が梱包するのが難しいテレビや電子レンジ、掃除機、空気清浄機なども作業員がしてくれるので、通常の引越し業者の作業と変わりません。専用のカーゴで運ぶので破損や紛失のリスクが低い
キャスター付きの専用カーゴで最初から最後まで運ぶので積み替えが発生せず、破損や紛失のリスクが非常に低いと思います。上記の様な理由から、訪問見積もりが面倒という方や、ある程度安いなら最安値じゃなくても良いという方には、クロネコの単身引越しはおすすめの方法です。
単身引越しの料金を使って、それよりも安い引越し業者を見つけよう!
一方で、荷物の少ない日は長距離拠点間の大型トラックの荷台はガラガラですが、それでも定期運行する必要があるので、無駄が多いことからクロネコの単身引越しから最安値は出ません。
最安値で引越ししたい方に私がお勧めしたいのは、クロネコの単身引越しの料金を利用して、それより安い引越し業者を見つける方法です。
引越し業者は皆さんから「幾ら(クロネコの単身引越しの金額)以下にしてくれたら契約するよ」と言われると、その金額よりも安くしてくれる業者が高い確率で見つかります。
更に見積もり依頼をする引越し業者が多ければ多いほど、競争の効果で相場が下がります。
小物の荷造り(ダンボール詰め)を自分でする
ほとんどの引越し業者で、小物の荷造り(ダンボール詰め)をするコースが用意されています。ただ、まずは引越し費用の相場を知ろう!で見てもらったとおり、小物の荷造りを引越し業者にやってもらうとそれなりの料金が掛かるので、費用を抑えたい方は小物の荷造りは自分でやるようにしましょう。
また、自分で荷造りをすれば、要らないものを仕分けして捨てることも出来ます。
実を言うと、引越し業者が見積もりする際、ある大きさのトラックに荷物が載り切るかどうかを迷うことがあるんです。
迷った結果、大きいトラックを営業マンが選んでしまった場合、料金は高くなってしまいます。
逆に言えば、ある程度の量の小物を処分することで、一つ小さいトラックを営業マンが選択できるなら料金も安くなります。
ただ、要らないものをまだ処分をしていない状態で引越し業者を見積もりに呼ぶケースがほとんどだと思います。
そういう場合は営業マンに、「この部分の小物は引越し当日までには処分する」と伝える様にしましょう。
そうすると、それらを省いた荷物量で見積もってくれます。
小物の荷解きを自分でする
費用を抑えたい方は、小物の荷解きも自分でするようにしましょう。また、費用が節約できるという以外にも、小物の荷解きを引越し業者に任せない方が良い理由があります。
実を言うと、食器棚やタンスなどの家具の中身を、引越し先で元通り戻す作業は皆さんが思うよりもかなり難しい作業なんです。
更にクローゼットや押し入れなどの物は、引越し元と引越し先で場所も大きさ等も違う訳ですから、元に戻す以上に難易度が高い作業になります。
引越し作業員に荷解きをしてもらうと、何処に何があるか分からない状態になることが多いです。
実際、私が引越し業者に勤めていた時の経験では、荷解き作業に関するクレームはかなり多かったです。
よほど忙しい方や、ご病気などで自分では出来ないという理由がない限り、小物の荷解きは自分ですることをお勧めします。
土日や祝日を避けて平日を選ぶ
引越しの料金は、引越し件数が多い人気日は料金が高く、件数が少ない日は安くなります。具体的には、平日は安く、土日や祝日は高いので、可能であれば平日に引越しすることをお勧めします。
ただ、平日を選んだとしても、週末の様な金額を提示してくる引越し業者が多いことには注意が必要です。
ですから、平日と週末の両方の見積もりを引越し業者に出してもらって比較する様にしてください。
そうすることで、引越し業者は平日の料金を週末よりも安くせざるを得ないからです。
ただ、それでも悪質な業者は、週末の料金を相場よりも高くすることで、平日の料金を安く見せようとするかもしれません。
ですから、根本的な解決策は複数の引越し業者を比較することになります。
最低二社を比較するで解説するので、このまま読み進めてくださいね。
午前より午後を選ぶ
多くの方が、朝から引越しをして午後からは片付けをしたいと考える為、午前は料金が高く、午後は安くなります。ですから、費用を抑えたい場合は午後からの引越しをお勧めします。
ただ、午後を選んだとしても、午前と同じ金額を提示してくる引越し業者が多いので注意してください。
ですから、午前と午後の両方の見積もりを引越し業者に出してもらって比較する様にしてください。
また、やはり根本的な解決策は最低二社を比較することになります。
フリー便を選択するのも安くする方法です
作業開始時間を決めない契約の仕方をフリー便と言います。引越し業者によって多少の違いはありますが、引越し日の前日に大よその開始時間を引越し業者が教えてくれるまでは、皆さん側は作業開始時間が分からないという契約の仕方です。
この様な契約の仕方は、引越し業者にとって配車(作業員やトラックのスケジューリング)の都合が非常に良いので、その代わりに料金を安くしてくれます。
下旬を避け、初旬か中旬に引越しする
賃貸契約の関係で、初旬や中旬に比べて下旬は引越し件数が多いです。ですから、下旬は料金が高くなります。
費用を抑えたい方は、可能であれば初旬や中旬に引越しするようにしましょう。
大安を避けて仏滅を選ぶ
一般的に、引越し料金は大安が高く、仏滅が安くなります。都市部よりも地方がこの傾向が強いです。
仏滅を気にしない方は、費用を抑える為に引越し日を仏滅にするのも方法です。
春の引越しシーズンを避ける
卒業や入学、転勤、新築マンションの入居開始が集中する為、春の引越しシーズンは1年で最も料金が高くなります。2月下旬から相場が上がり始め、3月に入ると相場は一段と高騰して、3月の下旬にマックスになります。
3月下旬(3月20~31日)は普段の時期の3~5倍に跳ね上がります。
4月10日前後の春休みが終わる頃まで、料金は普段よりも高いです。
どうしても春の引越しシーズンに引越ししなければならない方以外は、この時期は避けるのが賢明です。
引越し業者に直接見積もり依頼をしない様にする
引越し業者の営業マンは、なるべく高い料金で契約を取りたいと常に考えています。ですから、土日や祝日を避けて平日を選ぶや午前より午後を選ぶなどのアドバイスどおりに皆さんが安い条件を選んだとしても、引越し業者に相場よりも高い見積もりを提示される可能性が高いです。
特に、いずれかの引越し業者に直接見積もり依頼をした場合は、その危険性が高くなります。
これは、営業マンが以下の様に考えるからです。
- 皆さんは引越しの素人なので、きっと相場を知らない
- 直接見積もり依頼をしてきたので他社と比べられない可能性があるから、最初は高い料金を提示してみよう
ただし、後ほど紹介する一括見積もりサービスを使えば、引越し業者に直接見積もり依頼をすることは避けられるので安心してください。
最低二社を比較する
最低二社に見積もり依頼をして比較すると、営業マンは高い見積もりを出しにくくなります。また、二社に見積もり依頼をした場合、皆さんは以下の様なことを経験されます。
- 1社目のA社の見積もりは15万円だった。後からB社が来る予定なので契約しなかった。
- 2社目のB社が10万円だった。A社よりも5万円も安かったので契約した。
- A社が電話をしてきたのでB社と契約したことを伝えると、「8万円まで値引きするのでB社をキャンセルしてうちと契約してください」と言ってきた
A社とB社の最初の提示額の差(15万円ー10万円=5万円)も大きいですが、B社と契約したことを伝えた後のA社の値段の下がり方(15万円から8万円)もびっくりですよね。
ただ、この様な値段の下がり方は、引越し業界ではごく当たり前のことなんです。
ですから、必ず二社以上を比較する様にしてください。
次では更に相場を下げる方法を解説します。
時間の許す限りなるべく多くの引越し業者に見積もり依頼する
A社はB社と比較されたことで、8万円まで値引きをしました。ただ、その8万円ですらA社の底値ではない可能性が高いです。
引越し業者は、値引き交渉されるほど値段を下げますし、比較される業者の数が多いほど値段を下げます。
ですから、時間の許す限りなるべく多くの引越し業者に見積もり依頼をして比較することをお勧めします。
ただ、沢山の引越し業者を調べて連絡するのは大変です。
一括見積もりサービスを利用する!
一括見積もりサービスは、複数の引越し業者にまとめて見積もり依頼が出来るサービスです。このサービスに申し込むと、以下の様な流れになります。
- 皆さんの引越し情報を入力して申し込む
↓ - 一括見積もりサービスが、複数の業者(5社から12社ほど)を選んで見積もり依頼をしてくれる
↓ - 申込み直後から、各社が皆さんに電話やメールで連絡してきてくれる
↓ - ① 単身の引越しや家具1点だけの運搬の場合は、電話やメールで正確な見積もりが聞けて契約できる場合もあります
② それ以外のケースでは、訪問見積もりの日時を決めます
↓ - 各社の見積もりを比較して契約する引越し業者を決定する!
(いずれの業者の見積もりにも納得できなかった場合は、契約する必要はありません)
もちろん無料のサービスです。
上記の流れで進みますが、次ではこのサービスの特徴と注意点をお話しておきます。
一括見積もりサービスの特徴と注意点
ご紹介している一括見積もりサービスは、株式会社ウェブクルーが運営しているものです。私が引越し業者のIT事業部で働いていた時、同じ様なサービスを沢山扱っていたのですが、その中で最も契約の料金が安かったのがご紹介している一括見積もりサービスだったんです。
このサービスが一番料金が安かった理由ですが、
- 一番最初に出来たサービスなので、参加業者の数が非常に多い
- 参加業者はライバル他社にも同時に見積もり依頼が届いていることを知っている
- つまり、激しい価格競争を覚悟して参加している業者が非常に多い
この様な条件がそろっているので料金が安くなるんです。
つまり、
値引きを頑張ってでも契約をとりたい!
という熱心な引越し業者が沢山参加しているので、このサービスに申し込むと凄い勢いで沢山の業者からメールや電話がかかってきます。
早い業者は申し込み後、1分くらいで電話をかけてきます。
その業者と話してる間に、他社からもかかってきます。
お住いのエリアによって変わりますが、24時間以内に5~12社から連絡が来ます。
ですから注意事項といいますか、前もってメモを用意する等して、どの業者と何日の何時に見積もりの約束をしたか等を記録する様にしてくださいね。
引越し業者に最安値を出させる為の見積もりテクニック!
一括見積もりサービスを利用するだけで、自然に相場が下がることは間違いありません。ただ、最安値にこだわるのであれば、以下の方法を試してみてください。
まずは時間の許す限りなるべく多くの引越し業者と訪問見積もりの約束をしてください。
そして、
全ての業者の見積もりを聞くまで、途中でどの業者とも契約しない!
ことを徹底してみてください。
「え、それだけで良いの?」と思われたでしょうか。
ただ、実行はかなり難しいです。
なぜなら、引越し業者の営業マンは会社から、
その場で契約をとることを強く教育されている
からです。
皆さんが他社と会ってしまうと、高い見積もりを出していることがバレるので、その場で契約をとって他社と会わせないようにするんです。
「上司にお願いしてもっと値引きしますから、今契約してください!お願いします!」
という感じで必死に契約を求めてくるので、大抵の方は折れて途中で契約してしまいます。
そこを頑張って、
「検討します!」
を徹底してみてください。
更に、
2社目以降には、そこまでの最安値よりも安くできるかをズバッと聞く
のが効果的です。
最安値に値段を合わせるか、少し下の見積もりを出す業者が多いです。
そこでも契約せずに、
「検討します!」
を徹底しましょう。
上記の作業をなるべく多くの引越し業者と繰り返すと最安値が出ます。
一番安かった業者に皆さんから連絡して契約してください。
頑張ってくださいね!